〓 ブログを引っ越しました 〓

『そよ風の吹く、はらっぱ』
【新URL】 http://forest6pixy.blog.fc2.com/

2006年03月15日

あの坂の向こうに(後編−はるな梅マラソン ’06)

8.坂の向こう側にあるもの


「安榛トンネル付近の坂を越えれば、平坦&下り坂のはず。そこでスパート!!」
って考えてましたが、なかなか下り坂にならない…。小刻みなアップダウンが続く。
上りで足の筋力を消耗してしまい、スパートできず。簡単には楽をさせてくれない。
“残り3km”の表示を見て、久々に時計を確認する。
1km:5分で走ると90分をオーバーしてしまう計算。

「90分切りは微妙になってきたかな? でも、このままいけば自己新記録は確実!
だから、1秒でも早く走ろう!!」

集中力を切らさないようにして、坂に挑む。

残り1km。再び時計を確認。タイムは1時間24分後半。
「よし、いける!」
その先は、ご褒美のような下り坂。
“マラソン大会でこんなに早く走った事が無い!”というようなスピードで坂を駆け下りる。
ゴール地点の時計は、1時間28分台でした。
「えっ、マジで!?」

走り終えた私は、満足感に包まれていました。
単に自己ベストが出せたからではありません。
自分の力を出し切れたと思える初めてのレースだったからです。
コンディションが良かったし、ペース配分も上手くいったし、集中力も切れなかったし。
「もし、〜だったら…」という思いが一切なし♪

つらい坂の向こう側にあったのは、“会心のレース”というプレゼント。
この思い出は、一生残るに違いありません。

9.また来年!


完走証を取りに行ったら、眼鏡をかけたお兄さんから嬉しそうに
「いらっしゃいませ!」って言われました(笑)。
そのブースは、ゴール地点から一番離れた場所だったので、
人が集まらずに寂しかったようです。

そして、無料サービスの甘酒となめこ汁を堪能♪
食べたのは走り終えて1時間後だったんですが、十分な量が用意されてました。
なめこ汁、具だくさんでした。
それだけでは(もちろん)足りず、まんじゅうを購入(普通の・桜・栗きんとん・山菜の4種!)。
もう少し食べたいけど、今はこれくらいで♪
帰りに温泉で汗を流して家路につきました。

この大会、来年も出場するつもりです。
今年は梅の開花が遅れ、ほとんど咲いてない状態でしたが、
その楽しみは、来年までとっておきます♪♪

記録
1時間28分40秒
順位
部門別:40位/130人中  (ハーフ39歳以下男子の部)
 総合:84位/489人中 (ハーフの部・男女合わせて) 【おしまい】



にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ
今日は、荒川市民マラソン。
参加された皆さん、満足いく走りができましたか?☆


 あの坂の向こうに [前編] [中編] [後編]
posted by 廉 at 10:50| Comment(0) | TrackBack(0) | マラソン:手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

あの坂の向こうに(中編−はるな梅マラソン ’06)

5.良い意味での勘違い


いよいよ、コース最大の難所の急坂!約1kmの距離で100m以上登らなければなりません。
足を前に置くだけで精一杯。呼吸は、あっという間に激しくなります。

「この坂は、大会でなければ走りたくない…、いや、走らないだろうなぁ。
坂の手前も緩やかな上り坂だったし…。
あっ、でも箱根駅伝の5区って、こんな感じなのかな?
この坂をバージョンアップしたような…。」

なんて考えてるうちに、箱根駅伝の選手になった気がしてきました。
時折目に入る民家が“鈴寅”や“温泉旅館”に見えてしまう錯覚‥(笑)。
完全に勘違いなのですが、これって結構パワーになります。

玄関先で椅子に座って応援している方に手を振って応えると、
「もうすぐ坂が終わるから、頑張ってねー!!」
と声が掛かる。元気を貰って、なんとか坂を上りきる。


6.オートマティック・ギア、健在!!


まもなく中間点。坂を上るのに集中していて、ラップを取るのをすっかり忘れていた。
中間点でのタイムは、45分45秒。(←予想以上!)
後半は下り坂が多いので、調子が良ければこのタイムより早いはず。
「もしかして、1時間30分切れる!?」
そんな期待が芽生えてきました。

中間点から少しペースアップ。しばらくは、緩やかなアップダウンが続く川沿いを走ります。
足が考えてた以上に軽い。足の“ギア”がスムーズに切り替えらえているので、
足への負担が最小限にできてるみたい。
「この調子なら、第二関門付近(16.5km)の坂を上った後にスパートできそう♪」
と考えられるほど調子が良い。このままゴールまで走りきりたい!!


7.笑顔をエネルギーに


私は、沿道から熱く応援してくれる人達には、手を振ったり声を掛けたりして、
出来る限り応えています。そこで生まれる“心の交流”が好き♪

ハーフのコースでは、安榛トンネルアクセス道路入口付近を2回通るんですが、
そこの給水所にいた方々がとても明るかった。
1回目の時は、私が手を振ったら、「頑張ってー!!」の声援と拍手で迎えてくれました。
2回目も同じように迎えてくれたので、私は右手の拳を高くあげて「ウォーー!!」と叫んで、
その声援に応えました。皆さん、笑ってました♪
「水、飲んでってー。」
「は〜い!!」
声援と給水でリフレッシュ!
その直後は上り坂だったんですが、そのつらさも忘れられる。

坂を上ると梅林の中へ。
そこで応援してる方々にも手を振って応えました。そしたら、
「その笑顔をエネルギーに!」と言われました。
応援されるから、笑顔になるんですよ…。
なんて思いながら、私は「わかりました♪」と応えて疾走。

“応援はエネルギーに変わる。” 本当にそう思う。
「自分のどこにそんな力が残ってたんだろう?」と思うパワーが出てくる。
不思議だし、とてもありがたい。

梅林を過ぎれば、ゴールはもうすぐ。


にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ
 そして、奇跡は起こる…。 続きは3/19☆

 あの坂の向こうに [前編] [中編] [後編]
posted by 廉 at 14:09| Comment(0) | マラソン:手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月19日

あの坂の向こうに(前編−はるな梅マラソン ’06)

1.この坂を上るの!?


「ハーフに参加される方は、今下っている坂を上って頂きます。」
安中榛名駅から会場へ向かう送迎バスの中。バスは、ハーフのコースの一部を通るという事で、ガイドさんから簡単な説明がありました。窓の外を見ると、思わず見上げてしまう上り坂!!
アップダウンの激しいコースである事は分かっていたけど、実際に目の当たりにすると衝撃あり。ふと、「高尾山、走っておけばよかったかも…」と思う。
その後もバスは、前に傾いているのが分かるような下り坂を走り続ける。
「この坂も上るわけかぁ…。こりゃ高低図をしっかり頭に叩き込んでおかないとダメだな。」

そう思った私は、会場に到着し受付を済ませた後、急いで大会パンフレットを見る。しかし、高低図が載っていない。大会ホームページには、申し訳なさそうに小さく掲載されてたけど…。
高低図は、コースをイメージしたり、ペース配分を決めたりする際に参考になる重要アイテムなので、パンフレットには少し詳細に載せておいて欲しかったなぁ。
ん〜、まぁ仕方ない。ホームページに載ってた高低図を思い出して走ろう!


2.走りを楽しみたいあなた


会場到着からスタートまで1時間15分しかなかったので、コース図のチェック→準備体操→着替え→トイレを済ませているうちに、あっという間に集合時間。ウォーミングアップできず‥。
でも、それを見越して今朝は3:30に起床。朝風呂に入った後、入念にストレッチしておいたので、あまり不安は無し。無料サービスの梅ジュースを飲んで“クエン酸チャージ”。梅パワーを発揮できるか?

スタート地点では、ランナー達が3つの区分に分かれていました。プラカードには、
「早く走りたいあなた」 「走りを楽しみたいあなた」 「ゆっくり走りたいあなた」
と書いてありました(笑)。通常は、目標タイムが書いてあるんですが‥。
私は、「早く走りたいあなた」と「走りを楽しみたいあなた」の境目辺りに陣取りました。

号砲が鳴って、いよいよスタート!!
「ウォーミングアップしてないから、最初はゆっくりめに走って心臓を走るのに慣らそう」
としたんですが、スタート直後から上り坂。
「ええっ、いきなり!?」
スタート直後なのに呼吸が荒いランナー続出!! でも、そのためか、ランナーがバラけるのが早く、1kmしないうちに私が予定していた走りが出来るようになりました。
「坂はツライけど、人ごみでストレスを感じるよりマシ♪」
アップダウンがキツイのでタイムは期待できないけど、自分の力は出し切れる予感。
晴れて暖かく、風も穏やか。コンディションも◎。本当に走りを楽しめそう♪


3.イーブン“強度”


【この大会に出場した目的】
●私の坂道の走り方が、足に負担を掛けすぎないか
●同じペースではなく、同じ強度で走り続けられるか

この2つを確認するのが目的でした。
同じ力で走れば、平地ではイーブンペースを保てますが、坂道ではペースは変わります。上り坂でも平地と同じペースを維持しようとすると、実質的にペースを上げたのと同じになり、後半に影響します。また、下り坂で無理に上り坂のロスタイムを取り戻そうとすると、足を痛めやすくなります(特に太腿前部&ふくらはぎ外側の前部は負担が掛かりやすい)。
下り坂でもできる限り足全体を使って走る感覚、そして、
途中でどんな坂があってもあらかじめ予定した力加減で走り続けられれば◎。
大学時代に八王子を走ってた時の感覚を思い出せたらいいなぁと。
(でも、この大会は坂がキツ過ぎる気がしますが…笑)
厳しい上り坂がある前半は、90%くらい。後半は100〜120%の力で走れたら…。
走ろうよ、走れるよ、走ろうぜ!! (“走り”の3段活用♪)


4.ギアチェンジ


“大学時代に八王子を走ってた時の感覚”というのは、
“足が坂を感じると無意識にピッチやストライドが変わる”というもの。
その当時、私は単に健康目的で週2〜3回、6〜8km走ってたのですが、それは、小さな丘を3つ越えるコース。八王子は、山を切り崩して宅地化しているので、坂はけっこうありました。
そのコースを走ってるうちに、私が自然に身に付けたのは、
“ギアチェンジ”。
上りに差し掛かると、足は自然にピッチ走法。下りは、スピードを維持しながら息を整え、次の上り坂に備えて休息するような感覚。もちろん、下り坂でも走ってるわけだから、体力は使っているんですが、一息ついて体力を温存しているような感じになれるんです。

ランニングを再開してから、走るのは平坦な道ばかりだったので、“ギアチェンジ”の感覚を忘れていました。再び思い出したのは、去年の館山若潮マラソンを走ってる時。
アップダウンを繰り返すコースを走ってるうちに復活!!
その時、何故か嬉しさと懐かしさが湧いてきました。
しばらく大きな坂を走ってなかったので、この感覚が鈍ってないか確認したかった。

走り始めて35分。このコースで一番の急坂はもうすぐ。

にほんブログ村 その他スポーツブログ ジョギング・マラソンへ
梅パワーは、炸裂するか? 続きは3/17☆

 あの坂の向こうに [前編] [中編] [後編]
posted by 廉 at 00:24| Comment(0) | マラソン:手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。