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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2006年07月05日

食育とは何か?(前編)

6/28、食育についての勉強会がV&F協会東京本部で開催されました。講師は、浮谷王子(うきや きみこ)さん。現在、市川市の幼稚園、小学校を中心に食育アドバイザーとして講師を勤めていらっしゃいます。

この勉強会の概要・感想を2回に分けて書いていきます。



【食育活動とは?】
食についての正しい知識を提供し、「何をどう食べるか」自ら考え行動できるような生活者を増やしていく手助けをすることにあります。

【食育が叫ばれている背景】
 ▼生活習慣病発症の低年齢化
 ▼乱れた食生活・朝食の欠食による情緒不安定な児童の増加
 ▼「食の知識」を子供に十分に施せない大人の増加

【食育を浸透させていくために】
 ▼青果物に関する専門家の知識の普及
 … 家庭科・総合学習の授業、カルチャースクールの講義etc.を通じて食育の取り組みを「学校・地域・家庭」に広げる。野菜のソムリエが“斬新なアイデア・アドバイス”を発揮したいところ。
 ▼企業に“食育イベント”や学校の授業への支援を求めていく。
 … 食品工場の見学、あまり目にしたことが無い新種の野菜・果物の試食、産地ツアーでの収穫体験は、大人でも楽しいですからね〜♪
 ▼野菜の販売者(流通業者)が、
   生産現場(農家)の情報をもっと生活者に伝えて欲しい。

 … 「なぜ、その野菜がいいのか?値段が高いのか?」という情報が
   生活者に伝わらず、流通段階で途切れがちになっている。
 ▼生活者が生産現場を見学できる機会を増やす。
 … 浮谷さんがある農業大学に講演に行ったとき、食育を普及させる方法として、学生から「農地を解放するなどして、“見せる農業”をしていかなければならない」という意見が出たそうです。このような農家が増えて欲しいです。

【なりたい自分になる!】
浮谷さんの食育活動で印象に残ったのは、小学5年生の家庭科の授業での取り組み。
まず、子供に「自分がどういう体になりたいのか?」を聞きます。
すると子供から、
「スポーツでもっと動けるようになりたい」とか「綺麗になりたい」
などの希望がでてきます。
それを実現するために「どんな野菜・果物を選んだらいいか」という知識を教えた後、実際にサラダ作りをするという授業です。

この話を聞いた時、「私もこれと同じような事をしてるなぁ」と思いました。
私の趣味の一つに“ランニング”があるんですが、快適に走るために「何を食べたらいいか」を常に考えています。
運動すると筋肉細胞が壊れた状態になるので、これを修復するために、
肉や魚・豆腐などを意識的に食べたり、乳酸を除去するために「クエン酸の多いものを食べよう」と考えたり。
体全体が疲れてきたら、ビタミンB群やアスパラギン酸などが多く含まれるもの。長距離走る前は、エネルギー源の糖質をしっかり摂るなど。

“自分の目的に合わせて食べるものを上手に組み合わせていける力”
これを持った生活者を増やしていくことが大事なのではないか?

この講義を通じて、そう感じました。

これが出来た上で、さらに美味しい料理が作れるとベストなんですけどねぇ…(^^ヾ

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この続きは、7/8の16時頃up予定です☆

食育とは何か? [前編] [後編]
ラベル:VMC 食育
posted by 廉 at 18:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

食育とは何か?(後編)

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7/5の続きです。
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【食育より大切なこと】
浮谷さんは、最近、食育よりも大事なことが疎かになっている事も指摘されていました。
一つは、食中毒予防に代表される“衛生面”。食事前の手洗いの習慣や調理用具の殺菌など。忘れてしまいがちな要素です。
もう一つは、バランス良く色々なものを食べること。
人間の体は、様々な栄養素で成り立っているので、これは重要な事です。その上で、私は皆さんに旬の食材を上手に取り入れて欲しいと考えてます。

≪理由≫
 ▼旬の野菜・果物は、美味しいだけでなく、栄養素が一番高い。
 ▼旬の野菜・果物には、その季節を乗り切るために必要な成分が
  含まれている。

最近の日本人は、自分の目的(生活習慣病予防・美容・ダイエットetc.)を達成するのにもっとも効率の良い食べ物を探しあて、そればかり食べる傾向があるように思えます。
特定の食べ物に固執せず、旬の食材をメニューに活かしていく事で、健康な生活とともに、バリエーション豊かな食生活が実現できるのではないでしょうか。

【熱気に圧倒】
講義終了後は、座談会。
参加者の皆さんが、この講義の感想と参加した理由をひとりずつ述べていきます。
「食育に携わっていきたい。実際に活動していく上でのヒントを掴みたくて…」
という熱い思いを抱いている方々が多数いらっしゃいました。
私は、“食育の意味”と“子供達に野菜・果物の魅力を伝える場合の留意点”を知りたくて参加しただけだったので、周囲の熱気に圧倒されっぱなしでした。

参加者の皆さんの話は、興味深いものが多かったです。
どのように食育活動をしているか、また、食育活動を通じて経験した悩みなどを聞く事ができました。農家やレストランと協力して、収穫体験をさせたり、
収穫した野菜を使った料理を食べさせたりしている方。
また、小学校の管理栄養士だった頃、総合学習で野菜についての話をしたくても、
カリキュラムに余裕がなく、思うように話す事ができなかったという方。
『食育をどのように広げていくか?』
試行錯誤しながら一歩一歩前進していこうとする様子が垣間見えた気がします。


【あれも食育。これも食育。】
食育活動は、セミナーやマスコミを通じてでしかできない事ではありません。料理においての野菜の活かし方や食物に対する感謝の気持ちなど、家庭で教えられる事もあるはずです。

参加者の中に妊婦の方がいました。
その方は、「自分の食べたものが、赤ちゃんの栄養になるから」と、
食べ物に気を使っているとの事でした。それを聞いた浮谷さんは、
「それは、生まれてくる子供にも食育をしているのと同じです」と言いました。

私は、この話に感銘しました。
子供が大きくなった時、「あなたが元気で生まれてくるように、何を食べていたか?」をちゃんと話せる母親であれば、
子供は自分に愛情をかけて育ててくれていたと感じるでしょう。
そして、成長していくために、何をどう食べればいいかも
理解できるに違いありません。

「食育活動を大上段に構えず、出来ることから始めてみるのも大切なのではないか?」
私は、そう思いました。

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実際に「食育」の現場を見学された皆さんは、
どのような感想をお持ちになりましたか?☆


食育とは何か? [前編] [後編]
ラベル:食育 VMC
posted by 廉 at 08:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

小布施堂の楽雁

今年の長野マラソンの翌日。
「帰りの電車の中で小腹が空いたときに食べる、何かいいものは無いかな?」と、駅の土産物屋に立ち寄った時に、
ふと目にした“小布施堂の楽雁”。

【私の抱いていた“楽雁”のイメージ】
鎌倉のお寺の茶室で抹茶とともに付いてくる、きな粉を固めたお菓子。

私は、焼餅にきな粉を“つけて”というより、“のせて”食べるくらいのきな粉好き。
そういえば、最近鎌倉に行ってないので、楽雁を食べてない…。
「久しぶりに食べてみよう!」と小さいサイズのものを購入。電車の中で早速試食。栗と砂糖の甘みが、口の中に優しく広がっていきます。
栗の味・風味が加わるだけで、こんなにも違うものなのか?
この手の菓子は、“甘すぎ”が“豆の粉の味しかしない”という事が多いのに…。

一口食べて、すぐに気に入りました♪
「これは私の為に作られたものかもしれない」
という錯覚まで発生(笑)。

「一気に全部食べてしまいたい!」という衝動を抑えながら、
説明書きを読む。
“良質な北海道産赤えんどう豆と上質糖を栗蜜で練り上げた”
と書いてありました。

≪分かった事≫
  ▼この楽雁に使われているのは、大豆ではなく、赤えんどう豆の粉だという事。
  ▼小布施堂は、栗菓子の店だという事。
  ▼もっと買っておけば良かったという事(笑)。

「どうして、小さいサイズのやつを買ってしまったんだろう…」
新幹線のなかで、後ろ髪を引かれる思いを抱きながら、家路につきました。(私の髪型はスポーツ刈りなので、“後ろ髪”はちょっとしか無いんですが…。)

その後しばらくして、近くのスーパーに売ってる事に気づく。
今では月に1度くらいのペースで、1箱:24枚入りを購入しています。
コーヒーを飲む時に食べる事が多いです。

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■写真左:1箱:24枚入り(方形)の楽雁。通常価格は、682円。
■写真中:1辺の長さ(方形)は、約4cm。
■写真右:こういうお庭を眺めながら、抹茶とともに食べると雰囲気抜群! これは、浄妙寺の茶室(喜泉庵)からの眺め。

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そういえば、今日は“小布施見にマラソン”の開催日ですね☆

≪参考ホームページ≫
栗菓子の小布施堂  小布施見にマラソン
ラベル:スイーツ
posted by 廉 at 15:05| Comment(0) | 雑記帳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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