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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2006年11月29日

11・23の奇跡(後編−大田原マラソン ’06)

中編から続く→

9.「塩」の兄さん


去年この大会に出た時に、印象に残った少年がいた。
その少年は、田んぼの中に一人で立って、
ランナーに「頑張ってくださぁーい!!」と声援していた
(覚えてる方、います?)。
その場所に差し掛かった時、「また会えるかな?」と思ってたんだけど、
残念ながらいませんでした。
少年らしい高い声。
もし、声変わりしてたら、「成長したね♪」って声を掛けようと思ってましたが…(笑)。

今年一番印象に残った沿道の人は、「塩」の兄さんです。
B5くらいの大きさのダンボール紙に「塩」という文字を書き、
満面の笑みで塩を配る。
私は、この兄さんを3回見かけました。それも全て違う場所で。
きっと、大田原のコースの内側を移動してるんでしょう。
なんか、“熱い思い”を感じてしまいます♪

大量に汗をかき、体内のナトリウム分が不足すると、脚がつりやすくなるだけでなく、
場合によっては心臓の動きも止まってしまうおそれがあります。
「塩」の兄さんは、塩を配る事で、ランナーを救っているのでしょう
(天使のようだ…)。
いつの日か、塩の神様からご加護を受けるかも!? 君に幸あれ!!


10.信じられん…


レース後半。体力的には辛くなってきたものの、なぜか脚が動く。
30km過ぎても、キロ5分ペース以内で走れてる自分。5km毎のラップを確認しながら、
「えっ?」「うそっ!」「マジで!?」 を連発。
去年、歩いてしまった坂(38km付近?)もなんとか上りきり、
意識朦朧の状態で走ったイチョウ並木(40km付近)も気持ちよく走れてました。

「もしかすると、3時間20分切れるかも♪」と思う。
 (↑↑この時点では、グロスタイムを見ていない)

大幅なペースダウンをしないで、走れたのは初めての体験。
「これができるように練習しないとダメなんだ…」と改めて認識。
沿道の応援に元気に応えながら、ゴール地点の陸上競技場へ。
そこで表示されていたタイムは、3時間11分台!!

「本当かよー!」と心で叫びながら、ラストスパート。そして、ゴール!!
自己ベスト(3:41:48)を30分更新する結果になりました。

ゴール後、アミノバリューを飲みながら、
「一体自分に何が起こったんだらふ?」と考えてました。
“嬉しい”というより“キョトン”としてしまった感じ。

【ラップタイム(5km毎)】
                     通過順位   ペース(/km)
start   0:28
 5k  22:36                       4:31
10k  21:11   0:44:15   414位     4:14
15k  22:21                       4:28 
20k  22:29   1:29:05   399位     4:30
25k  21:17                       4:15
30k  22:30   2:12:52   334位     4:30
35k  23:45                       4:45
40k  24:18   3:00:54   272位     4:51
goal  10:40   3:11:34   256位     4:50


11.レース後


帰り支度をしているとOさん発見! 少しお話する事ができました。
Oさんをペースメーカーにしてた事を話し、御礼を言う。
あのときOさんを見つけなければ、オーバーペースになってた可能性大だからです。
Oさんは、目標を達成し、無事“卒業”しました。おめでとうございます♪
また、どこかの大会でお会いしましょう!

那須塩原駅に向かうバスの中でよこさんと電話で話す。
私が「3時間11分台が出ちゃいました」と伝えたら、
「だから言ったじゃなーい!!」と言われる(笑)。
よこさんは、私が3時間20分を切れると思っていたらしい(←先見の明あるなぁ♪)

で、よこさんはというと、3時間19分台でゴール!!
私と同じく、自己ベストを30分更新。
あと5分タイムを縮めれば、
東京(国際の部)・大阪・名古屋の国際女子マラソン資格がとれるじゃないですかぁ。
凄すぎて、しばし絶句…。
「いつか大田原の打ち上げをやりましょう!」と約束して電話を切る。

駅に着いた頃、腹の虫が気になりだす…(^^;
まず駅そば(なめこ)を1杯。もちろんそれだけでは足りない状態。
新幹線の発車時刻まで余裕があったので、駅近くの711で食料get!
【買ったもの】 ▼玉子サンド ▼KAGOME野菜生活(紫) ▼水 

これだけ食べれば、なんとか家まで辿り着けるでしょう!


12.また来年!


今回学んだのは、
「フルマラソンの準備は、長期間かかる」という事。

新幹線の中で玉子サンドをほおばりながら、
太田原までを振り返ってみる。

4月の長野マラソン後、少しずつ距離を伸ばしていき、
9月に体調を崩し、大田原での快走をあきらめかけたけど、
10月に復活! そして、この結果が出ました。

10月前半に長距離走を連続してできたのも、その前の貯金があったからだと思います。それがなければ、思うような練習が出来なかったし、故障してたかもしれません。
ちゃんと走るには、準備に半年くらいかかるなぁと思いました。

フルマラソンでタイムを狙うのは、
長野(4月)と大田原(11月)にするつもりです。
とゆー事で、また来年参加します♪
20回記念大会でお会いしましょう!!
(^о^)/^^^^^^^^^^^^^^^☆    【終】



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次回更新は、来週水曜頃になりそうです☆

11・23の奇跡 [前編] [中編]  [後編]
posted by 廉 at 15:10| Comment(5) | マラソン:手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月30日

11・23の奇跡(中編−大田原マラソン ’06)

前編から続く→

5.時計の役割


【一応、今日の予定】
4分45〜50秒/kmペースで、いける所まで行く。

「一応」というのは、実際にどんなペースで走るかは、スタートしてから決めるからです。
(事前に、走りたいペースを大雑把に決めてはおきますが…)
目安は、「息が上がる寸前」のペース。これを長く一定に保つ事だけを考えています。

だから、私は、レース中にあまり時計を見ません。時々ラップタイムを確認するくらいで、
“自分の走り”&“沿道の声援にどう応えるか?”に神経を集中♪
グロスタイムを見るのは、ペースが落ちてきて、制限時間が気になり始めた時くらいです。
ちなみに、今回、グロスタイムを見たのは、中間地点とゴール地点だけでした。(成田POPランの時は、ゴール地点のみ。)

私にとって、時計は、
“体感速度と実際の速度が合っているか”&“一定ペースで走れているか”を確認する道具のような感じです。


6.ペースメーカーは、Oさん♪


住宅地の狭い道路を抜けて、大通りへ。
3kmくらい走った所で、「いいペースですね♪」と声がかかる。振り返るとよこさんがいました。レース前に体調を崩していたので心配してましたが、元気に走っていたので一安心♪
「腹が減ったらペースが落ちるんで、その時にまた会いましょう!」と言って別れる(笑)。

この時、私は4分45秒/kmくらいで走ってるつもりでした。よこさんが予定していたペース。
だから、「よこさんは、ちょっと抑え目に走ってるんだな」と思ってました。
ところが、5km毎のラップは、思ってたより速いペースを刻んでいました。

  【〜5km】23:04(Ave.4:37/km)
【6〜10km】21:11(Ave.4:14/km)

やばい、このままでいくと、オーバーペースになる…。
ハーフなら、このまま気持ちよくペースを上げていけばいいけど、フルだと持たないぞ。そう思い始めました。

10km過ぎたあたりから、同じくらいのペースで走るランナーの集団が出来始めました。向かい風が吹いていたので、ランナーの中に、
「前のランナーを風除けにしよう」という心理が出てきたのでしょう。
私は、「自分と同じ速さの集団を見つけて、ついていこう」と決める。

しばらくすると、いい感じで走ってるランナーを見つける。
そばに行ってみると、背中に“南蛮連合”の文字。
「小出道場モニター6期生のOさんが所属してたよなぁ」と思い、
右腕にメモしておいたナンバーを確認。なんと、Oさんでした!!
「確かOさんは、3時間25分を目標にしてたはず。
Oさんについていけば、3時間30分を切れそう♪」と思う。
しばらくその集団についていきました。

Oさんを15km付近の給水所で見失ってしまいましたが、
この時にペースを落ち着かせられた事が、好走に繋がりました。
助かりました。ありがとうございます!

【11〜15km】22:21(Ave.4:28/km)
【16〜20km】22:29(Ave.4:30/km)


7.沿道の声援


大田原マラソンでは、沿道で応援している人の数は少ないです。
でも、熱心に応援してくださる方が多いんです。
田舎のおじちゃん&おばちゃん達の「頑張ってー!!」の熱烈な声援に応えると、その場が“ワッ”と盛り上がる。それが楽しくて、楽しくて♪♪
少なくとも、20回以上は、沿道の人に声を掛けてたと思います。
(長野では、もっとたくさんやってたり…(^^ゝ)

それが、私のエネルギー源になります。
やる気&集中力も保てます。

(声援を受けたら、「ちゃんと走んなきゃ!」と思うしね♪)

調子に乗りすぎて、オーバーペースの原因になっていましたが、
(声援を受けると、ついペースアップしちゃうんだよね〜笑)
最近は、それをセーブできるようになりました。成長したモンです。

【私の中のマラソンのイメージ】

 風を切って走るのが、ハーフ。

       沿道の応援を糧に走るのが、フル。



8.やってしまった!?


20km付近のイチョウ並木に差し掛かる。
1周目も終わりに近い(大田原は、ほぼ同じコースを2周する)。
レース中の写真を販売している“オールスポーツコミュニティ”が、
去年、この地点を撮影場所にしていたので、
いつ写真を撮られてもいいように、意識して姿勢良く走る(笑)。
(でも、今年の撮影場所はここじゃなかった…悲)

中間点のタイムは、1時間33分46秒
自己ベストを出した今年の長野より6分近く速い。

「大丈夫か、おぬし!?」

後半のペースダウンをある程度覚悟して、2周めに突入!!
  後編へ続く→


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 そして、予想外の結果が…。 続きは12/7頃☆

11・23の奇跡 [前編] [中編]  [後編]
posted by 廉 at 19:02| Comment(2) | マラソン:手記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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