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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2009年05月12日

10数年ぶりの再会

゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.
昨日の続き。
懇親会で当てたワインのラベルを見て驚いた訳などを。
゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.――゜+.

≪まさか、君に再会するとは!!≫

私が『ワールドワイン春祭り』の懇親会で当てたのは、
ドイツ・モーゼル 1997年産の白ワイン。
ブドウ品種は、リースリング。
ラベルの「Auslese」という文字から、
甘口のワインだというのが分かりました。

なぜ、こんなに詳しいか?

それは、ドイツ・モーゼル産・リースリングの白ワインを
10数年前に購入したことがあるからです。

それを飲んだ時の強烈な印象が脳裏によみがえってきました。


≪モーゼル地方のリースリングの特徴≫
ワイン作りの北限の国とも言われるドイツ。特にモーゼル地方で
栽培されたリースリングを一般的な方法で醸造すると、
非常に酸味が強いワインになってしまいます。

そこで、ドイツでは、以下のどちらかの方法で、
甘み・酸味のバランスを取る工夫が必要になります。

▼ 醸造の最終段階で同一品種のブドウジュースを加える。
▼ ブドウを遅摘みして完熟させる。または、貴腐菌を付着させ、
   糖度をあげる。 

貴腐菌‥カビの一種。通常、このカビはブドウをダメにしてしまう。
      しかし、限られた地域である一定の条件が備わったとき、
      菌の働きで水分が蒸発して干しブドウのような状態に。
      そのブドウは、甘みと芳香に富む。

よって、ドイツでは、収穫時の糖度によってワインの味わいが左右
されるため、QmPと呼ばれる高級ワインのラベルには、
使用したブドウの品種と収穫時の糖度を表わす肩書きを表記する
事がワイン法で義務付けられています。

【QmPの意味と6つの肩書】
※QmP‥Qualitätswein mit Prädikat
(クヴァリテーツヴァイン・ミット・プレディカート)
               『肩書(称号)つき高級ワイン』

1.カビネット(Kabinett)
   ‥9〜10月収穫。QmPの中では、一番糖度が低い。
2.シュペートレーゼ(Spätlese)
   ‥遅摘みのブドウで醸造。
3.アウスレーゼ(Auslese)
   ‥よく熟した房のみを選んで収穫したブドウで醸造。
4.ベーレンアウスレーゼ(Beerenauslese)
   ‥過熟または貴腐化したブドウの房のみで醸造。
5.アイスヴァイン(Eiswein)
   ‥12〜1月の早朝、凍結したブドウを摘み取って醸造。
    極甘口ワイン。
6.トロッケンベーレンアウスレーゼ
          (Trockenbeerenauslese)

   ‥貴腐化したブドウを1粒ずつ丁寧に収穫して醸造。
    最高級の甘口ワイン。

※辛口(トロッケン)指定以外は、下にいくほど糖度が高い。

■出典:『田崎真也とみつける自己流ワインの楽しみ方』
     (日本放送出版協会)より抜粋   1998年出版



以前、私が飲んだワインの肩書は、アイスヴァイン。
確か、375mlで、4000円くらいでした。

【その当時、感じた印象】
味は、信じられないほど甘い!!!
100%ブドウジュースに砂糖を混ぜてあるんじゃないかと
思うほど。それに、アルコールも含まれてるという感じ。

酒なのに甘すぎて、飲むのが辛いけど、
値段が高かったので捨てるに捨てられず、
泣きながら飲みました。(1日につき、お猪口1杯で限界…。)

375mlの量を半月近くかけて、やっと飲み干す。
「もう二度と買わない!!」
そう決めたワインと再び出会うとは…。

「これも何かの縁なんだろう」

家路に向かう途中でしみじみ思う。


≪トラウマ克服!?≫

wine 001.jpg wine 002.jpg

■写真左:抽選会で当てたワイン。
■写真右:ラベルに『Auslese』の文字。

あれから10日くらい経って、ようやく飲んでみる気になる。
過去に辛い思いをしたためか、トラウマが残っていたようで、
ワインの栓をなかなか開けられないでしました。

「私も10年前よりは大人になってるから大丈夫だ♪」

という訳の分からない理由で自分自身を納得させて、
いざ、開栓!!

グラスに注いでみると、色は黄金色がかっている。
10年ほど経っているので、熟成が進んでいるのでしょう。
そして、モーゼルのリースリング特有の甘く濃厚な香り。
香りをかいだだけて、甘口ワインと分かるくらいです。

リースリングの香りは、成熟すればするほど
菩提樹の花や白いキノコ、鉱物質を多く含んだミネラルの香りが
強く感じれると表現されるようです。
でも、私にはピンときません…(^^;;;

味は、やはり濃厚な甘さ。デザートのような印象。
後味に酸味を感じますが、
それがさらに甘みを引き立てているようです。
でも、以前飲んだものより甘みと酸味のバランスが良いので、
美味しいです♪  無くなってしまうのが、惜しいくらいです。

さすが、ソムリエの選んだワインです♪♪


私は、リースリングのワインと言われると
このモーゼルの甘いワインを連想するのですが、
同じリースリングでも異なる性質を持つものもあります。

例えば、モーゼルより暖かい気候で育つと酸味が和らぐため、
糖分を残す作り方をしなくても味のバランスが取れるので、
フランスやオーストリアでは、リースリングを辛口のワインとして
醸造するのが主流になっています。

同一品種のブドウでも生育環境によって異なる性質を持つ。
これも、ワインを奥深くしている要素の一つでしょう。


この再会を機に、
「たまにはリースリングのワインを飲んでみよう!!」
という気持ちになりました。

QmPに分類されるワインは価格が高いので、
なかなか買えないかもしれませんが、
いつかまた会える日を楽しみに!!

にほんブログ村 料理ブログ 野菜ソムリエへ こういう出会いも、良いものです☆
タグ: ワイン
posted by 廉 at 17:25| Comment(0) | 野菜:日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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