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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2006年03月05日

ワークショップ『苺』

野菜のソムリエの勉強会の一つであるワークショップ。
今日の講師は、東京シティ青果株式会社の土産田先生。

【苺メモ】

≪日本におけるイチゴの普及の過程≫
昔は高級フルーツ。収穫時期は、5月のG.W.前〜6月いっぱい。
日持ちはしないし痛みが出やすい苺を、X’masケーキの時期に出荷できるよう技術開発が進む。1950年代中盤に生産技術が確立され、年内から出荷できるようになった。
1960年代に入りハウス栽培されるようになり、生産量が飛躍的に増加し、広く普及。

≪洗わずに食べた方が良い!?≫
苺は洗って食べると糖度が1度落ちるそうです。そういえば、苺狩りの時には洗わずに食べてますよね?
現在、ハウス栽培されている苺は、非常に丁寧に作られているそうです。ハウス内でタバコを吸うのはダメ。パックの中に髪の毛が1本でも入っていると「異物混入!」扱い。だから、ハウス物なら洗わず食べてる事に抵抗を持たなくても大丈夫だと‥。あっ、農薬はどうなんだろう? 質問するのを忘れてしまった…。
洗う場合には、ヘタをつけたままにしましょう。ビタミンCの流出と、食感が水っぽくなるのを防ぎます。

≪そのまま食べよう!≫
生産農家の皆さんは、何の味付けをする必要の無い美味しい苺を作る努力をしています。しかし、コンデンスミルク(練りミルク)をつけて食べる人が意外に多い事が、あるアンケートで判明! この結果に心が虚しくなる生産者の方々もいるのではないでしょうか?
(「苺狩りの時に配られてるじゃないか!」と言われそうですが…)
甘い苺は、できるだけそのまま食べて楽しみましょう! コンデンスミルクは、不味い苺を買ってしまった時、味をごまかすのに利用した方がいいかもしれません。

≪生産農家、減少中≫
価格が安定していて、市場でほぼ確実にさばける苺。生産者・市場関係者には魅力的な果物に思えますが、生産農家は年々少なくなっているそうです。作り置きできず日持ちしない果物であるため、出荷が始まると数ヶ月間休みが取れない。これが、原因のようです。
苺を安定供給していくには、苺作りを止めた農家のハウスを農協が借りて、会社形式で生産を続けていくしかないのかな?と思いました。

≪女峰が減少したのは?≫
苺の生産は、味がよく収穫量が多い品種にシフトしていくんだそうです。
“女峰”は、栃木県が時間をかけて開発した品種だったんですが、後から開発された“とちおとめ”の方が甘くて、単位面積あたりの収穫量が多いため、生産量は減少。今では、四国の一部で生産されているようです。
今販売されている人気品種も、その品質・収穫量の多い品種が開発されたら、消えてしまうかも!?


≪食べ比べ≫
今日は9品種! とっても×2楽しみにしてたんですが、用意された苺が水っぽい味のものが多く、あまり参考になりませんでした…(悲)。
印象に残ったのは、“とちおとめ”の小粒。これが一番甘かった。“とちおとめ”の味が一番安定しているという話に思わず頷いてしましました。
市場では、3月になると、よく熟している苺より痛みの出ないものを出荷して欲しいと生産者に頼むそうです。暖かくなってきて痛みやすくなる上、いくら味が良くても、パックの裏側を見て痛んでるモノを消費者が買わないからです。
そのため、多くの生産農家は完熟前の果実を収穫して市場に出すケースが多いようです。苺は青実で収穫しても追熟しますが、完熟果より糖度が約1%低く、酸味も少し強くなります。
色・形は悪いけど甘い苺がいいか?
それとも、あまり甘くなくても色・形が良い方がいいか?

判断、難しいです。もちろん、色・形・味すべて良いのが一番ですが。
なんか、恋人選びに似ている…(笑)

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 2週間後には、“さがほのか”が美味しくなるそうです♪

≪関連記事≫ ワークショップ『ねぎ』
タグ:VMC いちご
posted by 廉 at 08:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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