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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2006年06月07日

真々田農園ツアー(前編)

1.笑顔で出迎え♪

6月3日9時34分、埼玉高速鉄道「浦和美園」駅に到着。
ここは、“浦和レッズ”の本拠地“埼玉スタジアム”の最寄駅。
でも、サッカーの試合を見に来たのではありません。
V&F協会主催のクラブ活動で“真々田農園”を見学しにやって来たのです。
参加者は、V&F協会の方を含めて15人くらい。
駅から路線バスに乗り約5分。“尾ヶ崎”のバス停で、
真々田農園の奥様・真々田佐代子さんが私達を笑顔で迎えて下さいました。真々田さんちの農園ツアー。はじまり、はじまり〜♪


2.農薬に頼らない意味

まずは、水田から。田んぼの苗は、まだ小さい感じがします。
今年の田植えの時期(5月)は、雨の日が多かったので、田植えの時期が少し遅れたからだそうです。

真々田さんのお米は、無農薬栽培。除草剤も一切使わず、雑草は手で取っています。
密植せず、隙間をあけて植える事で、害虫の繁殖を防止。
収穫高を減らしてもいいから、品質を保つことを重視しています。
他の作物で農薬を使う場合でも、法定の希釈倍率よりさらに薄めて使用。例えば、希釈倍率1000倍の農薬なら、1500〜2000倍に薄めるというように。

できるだけ農薬に頼らない農業をしているのは、
農薬を使わない方が土の健康を保てるから、そして、食の安全性を考えての事。

「食べるものだから、安全なものを作っていきたい」という意識を常に持っておられます。

今年作ってるのは、“コシヒカリ”と“もち米”。もち米は、ほとんどが自家消費。480年間農業を営んでいる真々田家。
当然親戚も多いし、近所の行事も多い。
行事の度にお客様に料理を振舞っているうちに、水田1枚分のもち米が無くなってしまう
そうです。それだけたくさんの人々の料理を作らなければならない農家のお嫁さんは、本当に大変だと思います。

A.mamada_a B.mamada_b

■写真A:真々田さんの水田。植えたのはご主人。綺麗に揃っています。
      血液型がA型というのがよく分かります♪
      水田の水管理は真々田家のお爺さんが担当。
      水量が少ないように感じますが、
      美味しいお米を作るためにお爺さんが“長年の感”で調整して
      いるんだそうです。

■写真B:稲の苗床。順調に生育しなかったり、害虫(根切り虫etc.)の
     被害にあった時のために、余分に育ててある。
     すぐに植え直せるように、水田の一角にもまとめて
     植えてありました。余った苗は、堆肥作りに利用。
     この写真の方が、真々田さんです。


3.微生物の力

水田を見学した後、真々田さんの家へ。庭には、山積みのワラがありました。このワラは、栽培中の作物の地温を上げる為に地面に敷いたり、堆肥作りに使うそうです。
真々田農園で使う堆肥は、4年間熟成させてつくったもの。
山積みのワラに石灰、魚かす、家畜糞etc.を混ぜて、微生物に分解させる。そのブレンド割合は、内緒♪ 4年の歳月を経て熟成が進み、カサが減ってきた頃、真々田家秘伝の土が出来上がります。

周りを見渡すと、ワラの山は4つありました。それは、年ごとに分けられた“ワラの山”。
時間が経つにつれワラが土に分解されていく過程がよく分かります。
4年目の山を見てビックリ。 「本当に土になってる!!」
これだけの量のワラを土に分解してしまう微生物の力は凄い!
“生物は土に還る”というのは本当なんだなと改めて実感しました。

↓↓堆肥作りの基本について
栽培・基礎の基礎(土づくり・家庭菜園向け)〜JAあいち中央〜

C.mamada_c D.mamada_d

■写真C:堆肥作りの為に山積みされたワラ。これを発酵させ
     4年間熟成させると、写真Dのようになります。
      
■写真D:手前にある土の山が、4年かけて発酵したもの。
     ちなみに、ビニールハウスの手前にあるワラは、
     2年目のもの。微生物パワー、恐るべし!!


4.魅惑の花オクラ

熟成2年目のワラの向こう側にあるビニールハウスの中では、オクラがすくすく育っていました。真々田農園では、島オクラ、赤オクラ、そして、花オクラを栽培しています。
花オクラは、実ではなく花びらを食べます。花はハイビスカスのよう。
開花後2時間で萎れてしまうので、そのわずかな時間に収穫しなければなりません。
また、保存がきかないので、収穫量は不安定。なかなか目にする機会がありません。食べると、普通のオクラと同じような粘りとほんのりとした甘さがあるそうです。一度食べてみたい♪

【“おくら”についての参考ページ】
↓↓オクラ豆知識
『おくら』〜日本全国おふくろの味・旬の食材〜
↓↓オクラ農家の栽培レポート
JAたまな 特派員森野さん〜JAグループ熊本〜 
↓↓花オクラを家庭菜園で育てた方の栽培日誌
チャビーの家庭菜園で育つ野菜たち〜オクラ・花オクラ〜

E.mamada_e

■写真E:左の苗が“島オクラ”。右の赤い茎の苗が“赤オクラ”。
      苗の隙間から見えるのは電熱線。これで地温を温める。

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ツアーはまだまだ続きます♪ 中編は、6/9☆

真々田農園ツアー [前編] [中編]  [後編]
ラベル:VMC 真々田農園
posted by 廉 at 00:22| Comment(6) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちわ。
レポートみました。
すごいですね。。
本当に土になるんですね。。
貴重なツアーをされてうらやましいです。

私も先日農家さんを見てきましたが、
今の農場は、年配の方が多く、どうしても化学肥料や農薬に頼らざるえないといっていました。
若い方が農場に増えるといいですね。。
ニートの方とか農場でアルバイトしないかしら。笑
Posted by みさ at 2006年06月07日 14:21
レポートを見て感激しております!こんなに詳しくてさすが!!です。当日参加できなかった私も、状況がとてもよくわかります!いつもご参加ありがとうございます、これからもよろしくお願いします。
Posted by ニシカワ at 2006年06月07日 14:28
こんにちは。レポートを読ませていただき、感激しております!!
こんなに詳しくて、さすが!!です。
当日参加できなかった私にもわかりやすく楽しくなってきました。
続編も楽しみにしております!
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by ニシカワ at 2006年06月07日 14:37
みささんへ>
このような体験ができるようになったのは、“野菜のソムリエ”の資格のおかげです♪

農業が魅力的な産業に変わっていけば、若い人達も農村に集まってくるはず。どうすればいいかを農業関係者みんなで模索しています。良い方向に進んでいく事を望みます。

ニシカワさんへ>
感激して頂けて嬉しいです♪(*^o^*)
これからもクラブ活動に参加していきますので、よろしくお願いします☆.。.:*・°
Posted by 廉 at 2006年06月07日 18:31
6月3日に弊農園にいらしていただきまことに有難うございました。我が家は、毎日、これでいいのか模索しておりまして、毎日が修行でございます、ただ「新鮮な野菜が、消費者に届けばいい」と、、、、。野菜が好きになるようにおいしい野菜作りを目指しております。このような素敵なblogの記事を書いてくださり、本当に感謝感謝!!<m(__)m>ゴールでは無く、今日からまたスタート!主人は、「農業は、毎年1年生だ!」といっております。もしよろしかったら、我が家に叱咤激励をしにいつでもいらしてくださいませ!このたびは、まことに有難うございます<(_ _)>
Posted by The MAMADA's FARM at 2006年06月08日 18:30
The MAMADA's FARM様>
先日は貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました!
なかなか立ち入る事が出来ない生産現場を見学でき、さらに、採りたての野菜をたくさん食べる事ができたのですから。
この野菜を食べている消費者は、幸せだと思います。
年に1度くらい浦和レッズの試合を観戦に来ているので、その時は是非立ち寄らせて下さい!
よろしくお願いします。

p.s.ちなみに私は、昼食時にサラダを黙々と食べていた男です…(^^ゝ☆
Posted by 廉 at 2006年06月08日 19:06

〓 「悲しみなんて笑い飛ばせ」45秒LIVE映像 〓
                  歌:FUNKY MONKEY BABYS

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