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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2006年11月01日

ワークショップ『輸入ベリー』

10/16、輸入フルーツの仕入・販売をしている船昌商事から川島さんをお招きして“輸入ベリー”の勉強会が開催されました。
お話はブルーベリーが中心。

テーブルの上には、名前は知ってるけど生食した事がない品種が半分以上並んでいます。
「どんな味がするんだろう?」
そんな期待感の中でお話が始まりました。

berry 005.jpg

■写真:本日、試食した品種



ブルーベリー

≪分類≫
 アメリカ原産。ツツジ科スノキ属の落葉または半常緑の低木果樹。

≪栄養素≫
 果皮に多く含まれる“アントシアニン”が、
 緑茶のカテキンと同じくらいの強力な抗酸化作用を持つ。
 細胞のガン化・動脈硬化を抑制して、心臓病や脳卒中予防の効果が期待されている。
 また、食物繊維の含有量は、生果の中ではトップクラス。
 整腸作用を助け、便秘解消や大腸ガン予防に貢献する。

≪主産地≫
 南半球:オーストラリア、ニュージーランド、チリ
 北半球:アメリカ(フロリダ・オレゴン・カリフォルニア)、カナダ
 国産:長野、群馬、埼玉etc.

 年間を通じて供給されるが、産地の移行時期は供給が不安定になる。
  (ex.南半球→北半球:3〜4月  北半球→南半球:9〜10月)

【オーストラリア産(旬:12〜2月。最盛期は12月)】
 マーケットの支持が高い産地。
 食味の評価が高く、品質も安定している。X'masの最需要期をカバー。

【チリ産(旬:12〜2月)】
 チリから日本への直行便がないので、輸入にはリスクが伴う。
 しかし、輸送技術の向上で、品質は年々良くなっている。

【カナダ産(旬:8月)】
 とても甘い品種:ブルークロップ種が豊富にある産地。
 近年、異常気象により品質が安定しない事が懸念されている。

【国産(旬:6〜7月)】
 日本国内でも冷涼地で生産されている。品種は、ハイブッシュ&ラビットアイ。 国産と競合する北半球のブルーベリーの価格は、比較的安めに推移する。

≪1本の樹の収穫量・寿命≫
 1シーズンで、6〜7回収穫できる。
 樹の寿命は、場所・気候によって異なる。冷涼地のほうが長生きする。

                  寿命   収穫のピーク
 オレゴン・カリフォルニア  15年   7〜10年目
 オーストラリア       7〜8年   4〜5年目


≪NOTE≫
■糖度(12〜15度)にバラつきがあるのは、日光によく当たった実とそうでない実があるから。
   ブルーベリーは、葡萄の房のように実をつけるので、どうしても差がでてしまう。だから、1粒だけ食べても味の良し悪しが分からない。
→4〜5粒を一度に口に入れて食べると、口の中でバランスが図れる。
  (でも、ちょっとお高いものなので、3粒くらいでいいかなぁ〜??)

■同じ会社の同じパックを買っても味が違う事がある理由
→ブルーベリーは、通常いくつかの品種を交ぜて販売されているから。

 品種がとても多い。
  (名前がついてなく、番号で表記されてるものが多数。ちなみに、
   今回試食したブルーベリーは、品種no.390とno.42でした。)
 収穫時期によっても品種が変わる。

■主に1パック:125gという表示で販売されるが、
チリ産・オーストラリア産は、10g程度多く入っている場合がある。

   → ブルーベリーを買ったら、試しに測ってみよう♪


いちご

ケーキ向けの品種(果肉が硬く、果形がきれいな円錐形のもの)を中心に輸入される。酸味が強く、あまり甘さはない。
アメリカでは、ウェルピクトとドリスフォールの2社で、ほとんどのシェアを占めている。

“いちごは鮮度が命”なので、食味は産地と消費地が近い国産のほうが良くなります。日本は、生食用の苺の生産量は世界一なんだそうです。

資料の写真にいちご畑で作業するものがありました。
「これは、トラクターで害虫を吸い取ってる様子です」と聞いて驚く。
できる限り農薬を使わないためなんだそうです。
害虫が掃除機みたいなもので吸い取れるんでしょうか?
作業の様子を見てみたくなりました。


ラズベリー

“酸味が強くて小さい”という印象があるラズベリー。
実は、日本に輸入されてる品種は、アメリカではあまり人気が無いんだそうです。アメリカで人気があるのは、粒が大きくて甘い品種。
この味を体験するには、現地に行って完熟したものを食べるしかないそうです。

日本に輸入されるものは、未熟果を輸送途中で追熟させているもの。
それに、完熟したものは日持ちしないので、輸入は難しいそうです。
アメリカの八百屋さんで見かけたら、食べてみてください。


カラント類

日本名は、“すぐり”。色は、赤・白・黒の3種。
“黒すぐり”は、“カシス”と言われています。
カシスには、毛細血管を拡張する効果があり、眼精疲労を改善すると言われています。
日本カシス協会

皮が薄く、実はつぶれやすい。中は、トロッとした果汁が入っていました。
日本に輸入されるのは、業務用の冷凍品が主。
生の実は酸味が強いので、加工して利用されるのが一般的です。
(ex.ジャム、酒、ケーキ材料etc.)


イチゴ以外のベリー類の輸入が増えた理由
■ブルーベリーの健康効果が、
 TV・マスコミで紹介されるようになった。

  → 今では、スーパーでもよく見かけるようになりました。
■小さいサイズのケーキ需要が増えてきた。
  → イチゴでは大きすぎるケースが増加。
■NYでのテロ事件があった時、空港閉鎖などの影響によりイチゴの輸入量が減少。
  → ケーキ業界に打撃(ケーキ素材としてイチゴに頼りすぎていた)。
  → イチゴだけに頼らず、旬の素材を使ったケーキを作ろうという
   機運が高まった。

感想
味は、やはり酸味が強いものが多かった。生食で人気があったのは、
ブルーベリー、ラズベリー、ブラックベリーの3つ。
私の一番のお気に入りは、ブラックベリーでした。

クランベリーは、苦味が強かった。ドライフルーツのクランベリーを食べた時、いつも「後味が苦い」と感じてましたが、その理由が分かりました。

価格は全体的に高め。1パック(125g)の小売値は、
 ブルーベリー :  600円前後
 ラズベリー   : 800〜900円
 ブラックベリー : 1000円前後
 
ブラックベリーがこんなに高いと思わなかった。
旬の時期は、実家の庭に食べきれないほど実をつけているものだからです。今度から、もう少し大事に食べよう。

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ブルーベリーの木には、紅葉を楽しめるものがあるそうです☆
タグ:ベリー VMC
posted by 廉 at 18:21| Comment(0) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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