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『そよ風の吹く、はらっぱ』
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2007年05月24日

野菜ソムリエとお仕事〜 Scene4〜主婦から野菜生活コーディネータへ〜

5/18、野菜生活コーディネータとして活躍されている新田美砂子さんをお招きしての勉強会が開催されました。
野菜のソムリエとしてどんな活躍をされているか、また、
今に至る経緯などのお話もありました。


新田さんは専業主婦でした。子供が成長し、手がかからなくなってきた頃、「〇〇の奥さんではなく、自分の名前で何か仕事がしたい」と考えるようになりました。
料理が大好きで得意な新田さんが目に付けたのは、アメリカで存在するパーソナルシェフ。
お客様の自宅に出向いて料理を作る仕事です。
でも、日本では他人が台所に立つのは抵抗がある方が多いので、
お客様の要望に応えた家庭料理を作って宅配するという仕事を始めました。

この仕事ができるのですから、料理教室の先生も出来そうです。
でも、当時の新田さんは、「私が人に教えるなんてとんでもない!」と考えていたそうです。

仕事が軌道に乗りつつある時に野菜のソムリエの資格に出会います。
資格取得後、V&F協会のイベントにアシスタントとして参加。
その様子を見ていた協会の方に、
「人前で話す仕事が向いているのでは?」と指摘されます。

その言葉で自信を持った新田さんは、『お野菜の料理教室』を始めました。そして、野菜生活コーディネータとしての活躍の場を広げていきたいという思いとビジネスとして成立させたいという思いから会社を設立。
その後仕事は、各種セミナー、野菜のソムリエ講座の講師、レシピ開発、イベントの企画・運営へと広がっていきました。


仕事をしていく上で難しいのは、顧客のニーズを把握する事。
顧客が何を目的にして仕事を依頼してきたか、
また、その背景にあるものまで正確に理解しないと、
どんなに頑張っても顧客に満足して頂けません。
また、自分らしさをどう出すか。
顧客のニーズとの折り合いにいつも苦労しているそうです。

仕事をしていく上で大切なことは、顧客に「また一緒に仕事がしたい!」(料理教室なら、「また来たい!」)と思われるよう努力・工夫をする事。
仕事は、自分ひとりでするわけではないので、単に顧客の期待以上の成果を出すだけでなく、時間や締切りを守ることも重要。
この小さな積み重ねが信頼を生み、仕事の輪を広げていくようです。


セミナーでは、参加者に「野菜を食べてみよう!」と思って帰ってもらわなくてはならないと考えている新田さん。
人柄を表すような柔らかいトーンで紡がれたお話は、
これからも野菜・果物のファンを増やしていくでしょう!

↓↓新田美砂子さんのホームページ
コートヤード −野菜と果物のある食卓−

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また、新田さんのセミナーに参加してみたいと思いました☆
ラベル:VMC コートヤード
posted by 廉 at 17:18| Comment(2) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月23日

実るプロジェクトvol.2 『たけのこ』〜季節の野菜と食育〜

3/10、フードコーディネーターの田中稔先生をお招きして
今が旬の山菜(たけのこ中心)を使った料理と食育に関する勉強会が開催されました。
名古屋の料理教室や西日本の野菜ソムリエの講座で大人気の田中先生。去年の9月に東京で開催された、「じゃがいものスイーツ」の講座の講師でした。
私はこの講座に参加していたのですが、お話がとても面白く、
あっという間に2時間が過ぎてしまいました。
「次は東京にいつ来て下さるのだろう?」と指折り数え、約半年待って実現した企画。
開催するのが分かった時、飛びついちゃいました♪(←気持ち悪ひ?)
さてさて、今回はどんな“田中ワールド”が展開されるのでしょう?




前半は、山菜を使った料理を3品作りながら、様々な山菜の下ごしらえ方法を交えた講義。そして後半は、山菜料理を食べながら「食育」について語るという内容でした。

今日のメニューは、山菜おこわ、たけのこの唐揚げ、わらびのたたき。楽しみです♪♪
前半で印象に残ったお話をメモ風に…。

【たけのこの選び方】
  ▼ 根元の切り口が白く新鮮で、穂先がうす黄色の若いもの
  ▼ 根元のアズキ色のつぶつぶが、潰れているようなものは避ける。

【たけのこの茹で方】
  ▼ 穂先を切り落とす。曲がってる場合は、その方向に包丁を
     向けて斜めに切る

      → bec.その方が廃棄ロスが少ない。
  ▼ 皮に縦に一本切れ目を入れる。
      → bec.火の通りを良くし、皮を剥きやすくするため。
  ▼ たっぷりのお湯に、1割程度の米ぬか・塩・赤唐辛子を入れ
     て落し蓋をし、根元に竹串が楽に通るまで茹でる。

      → 米ぬかは、えぐみを吸着。唐辛子は、ぬかのにおいを
       消すと言われている。
  ▼ 火を止めてそのまま冷めるまで置いてから皮を剥ぐ。
      → bec.えぐみを解消するため
  ▼ 水にさらし、毎日水をかえる。

【わらびのアク抜き】
  ▼ バットにわらびを広げ、わら灰(又は重曹)を全体にかけて
   熱湯を注ぎ、落し蓋をして、冷めるまでそのまま放置する。
   冷めたら水でさらす。
      → bec.アクを抜ききるため
         (熱湯をかけただけでは、アクは取りきれない)

【ふきのとう】
  ▼ 中まで火が通らないと苦くて食べられないので、
   根元に切れ目を入れておく。大きいものは、半分に切ってもよい。

【モノを切るのは大事なこと】
  田中先生の料理教室は、生徒全員が包丁を持参します。授業が終わり、生徒が料理を食べている間に、生徒の包丁を全部砥いで返してあげるそうです。 
切れない包丁で切った野菜は、細胞が潰れてしまう為、料理が美味しくできないし、(ex.水が出てきてしまうので、炒め物がシャキッと炒まらない)
残った野菜の鮮度が保持できなくなるため。
  一口大にして食べやすくしたり、火の通りを良くするだけではない。

【昔の知恵】
  日本には、昔から伝えられてきた素晴らしい知恵がたくさんあるのに、それが伝承されない世の中が本当に良いかどうか? 

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後半は、食育のお話。
「食育」「スローフード」「LOHAS」など、言葉ばかりが先行していて、
中身が伴っていないのでは?…という問題提起からstartしました。

食育基本法に表されている内容は広範囲に及んでいます。

  ex. 食の安全・安心。トレーサビリティー。
    農薬&食品添加物はなぜ必要か?
    栄養素の働き。何をどれだけ食べれば良いか?
    素材の美味しさ&栄養素を活かして食べるには?
    食べ物はどのようにして作られるか?
    それぞれの地域の食文化とは?

これらを体系的・具体的に教え実践している第一人者は、まだ現れておらず、どのように取り組んでいくかは、まだ模索中の段階。
様々な背景を持った人達(農家・栄養士・料理人etc.)が、
できる範囲で実践してる現状です。
現在、「これらの知識を一つにまとめよう!」とする試みが始まっています。田中先生は、名古屋でこの活動を実践されています。

そして、食育の基本は、3つの柱からなると言われているそうです。

▼ 安全な食べ物を見分ける能力(腐ったモノを見分ける目)
     食品添加物が使用された食品の増加により、
   食品が腐ることをあまり意識する必要が無くなった為、
   「腐った食品はどのようなものか?」
   を認識する能力が退化する人々が増えてきた。

▼ 躾(しつけ)
  箸をちゃんと使えない子供と食べ物に対する感謝の気持ちが
 無い人々の増加。

 ex.親が子供に「いただきます」「ごちそうさま」を言わせない
  「ちゃんとお金を払ってるのだから、そんな事を言う必要がない!」
  と考える親がいるという話には驚かされました。

▼ 食料問題
  日本の食料自給率は、カロリーベースで約40%。
 先進国で最も低いにもかかわらず、残飯の量は世界一
 (金額換算すると約11兆円)。


「食べ物を大切にする気持ち」や「安全な食べ物を見分ける能力」は、
人間が生きていくうえで必要不可欠な能力です。
そうであるからこそ、本来家庭で教えることであるはずです。
しかし、今はそれを学校で教えなければならなくなりました。

「人間は、便利さを手に入れると、本来持っていた何かを失うのだな…」
そう思えて仕方ありません。

また、便利さ・快適さは、必ずしも安全性を伴うわけではありません。
ある環境(ex.炎天下)に置いたら腐ってしまうであろう食べ物が腐らないのは、何か細工がしてあるからではないか?
常識的に考えて、この価格は付けられないほど安い価格で販売されてる食品も同じ。

しかし、どんなにそれを避けたくても、我々が普通に生活していく上で、
このような食品を完全に排除できない状況になっています。
だとするならば、安全なものを自ら選んで調理して食べるという努力を
出来る限りしていく必要があると思います。

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さあ、料理の試食タイム♪♪ 幸せな時間です。
たけのこの唐揚げは、たけのこ自体が美味しいので、余計な味付けがいりません。
そして、おこわ。こんなに具が入っているのは、食べた事がありません♪
わらびのたたきは、田中先生の生徒さん一押しのメニューだけあり、美味しかったです。
「ご飯、3杯はいけます!!」という話は本当でした。
「白いご飯も欲しかったなぁ〜」なんて思ってしまいました。
母の実家で山菜が採れるので、たくさん貰ったら作ってみよう。


今回参加して考えさせられたのは、生活者の皆さんにもっと野菜を食べて頂くには、
理屈だけではなく、美味しく食べてもらうのも重要だという事。
「美味しい料理を食べて貰えば、野菜の良さを何度も説明するより有効。」という話を聞いて、
「もっと料理が上手くならないといけないなぁ〜」と思いました。

私は料理を結構自分で作る方なんですが、包丁さばきが最悪なので、
他人に見られるのは恥ずかしいんです…。う〜ん。


5年後には 田舎でDASH村のような昔ながらの生活をしようとしている田中先生。どんな生活をされるんでしょうね。


ここで、お知らせ!!
魅力溢れる田中先生のレシピが満載♪ の携帯サイトがあります。
AU端末のみの提供です。(他のキャリアの携帯&PCからは閲覧不可)
バーコードリーダーを使い、下のQRコードを読み取らせるか、
下記のURLを直接入力するとaccessできます。
月額315円で、レシピがダウンロードし放題♪♪

tanaka 001.JPG

http://recipe.a-book.jp

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また東京に来るのを楽しみにしています☆



posted by 廉 at 20:21| Comment(0) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月28日

野菜ソムリエ一万人突破記念★懇親会パーティー

2/25、野菜ソムリエ一万人突破を記念したパーティーが開かれました。会場は、麻布のレストラン。
「まさか、私がこの街に来るとはなぁ…」と思いながら会場へ向かう。
私は、オシャレな街とは縁遠いのでございます…。

パーティーに集まったのは、100名ほど。
小さなレストランは、野菜のソムリエでいっぱいでした。
パーティーは立食形式。あらかじめ、いくつかのグループに分けられていました。
指定されたテーブルを基準にして、あとは自由に動き回り、交流を深めるという感じです。

受付で指定された“E”のテーブルにいくと、
様々なバックグラウンドを持つ人達が集まっていました。
築地市場の八百屋さん、奄美大島の方、
ジュニア講座の講師を始める方、
今週末にジュニアマイスターの試験を控えている方
(試験、頑張ってください!)、
ベジフルビューティーアドバイザー、種苗会社の方、町おこしのNPO活動をしている方など。
普通では交わる事がなさそうな者同士が、“野菜・果物が好き!”という共通の思いで一つのまとまりが出来てしまうのですから、
不思議なものです。

パーティーでは、料理やおしゃべりを楽しむだけでなく、
理事長の熱いトークや野菜ソムリエが普段どのような活動をしているかという報告、そして、
「パンナコッタとチョコレートに使われている野菜は何か?」を当てるクイズもありました。
全問正解したグループには“新鮮野菜”がプレゼントされました。

パーティー終了後、笛風呂タオスさんから二次会のお誘いを受けました。タオスさんは、私がマラソンをやってる事をご存知なので、
「東京マラソン、走った?」って聞かれました。
やはり、東京マラソンの影響力は凄いなぁと思いました。
来年、出場しようかな?
でも、参加者が多くて、人に酔いそうなんですよねぇ…(^^;;;

その後、オシャレなレストランに移動して、二次会開始。
私は、素晴らしい方々に囲まれていました。

多くの野菜ソムリエ受講生から尊敬されている中村敏樹先生。
野菜ソムリエの最上位に位置するシニア・マイスターの資格を持つ吉野利奈さん。
(シニア・マイスターは、現在7名だけしか存在しません)

地道な食育活動が実を結び、食育のNPO法人を立ち上げた浮谷王子さん。
(浮谷さんは、NPO法人『日本食育ランドスケープ協会』の理事長です)

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食生活コーディネーターであり、秩父の小学校で野菜の話をした時の事を楽しそうに語っていた新田美砂子さん

様々なお話を通じて、「私も、野菜・果物を通じた仕事を通じて社会貢献していけたら」という思いを強くするきっかけになりました。
マイスターの試験、合格しなくちゃ。

もっとゆっくり話していたかったんですが、
風邪が治りかけの状態だったので、無理するとまた悪くなってしまうし、
他の方々にも中村先生とお話をして欲しかったので、途中で帰りました。
(タオスさん、また何かあったら誘ってください!!)

麻布十番の駅へ向かう途中で、豆菓子で有名な「豆源」に寄りました。
日曜の夕方でしたが、小さな店の中は人でいっぱい!!
「これは、期待できる味なのでは?」という事で、母へのお土産と私の分を購入。
帰宅後、早速食べてみました。
後に引く味です。食べ始めると止まらなくなる危険があります。
母へのお土産も食べてしまいそうな勢いです(危ない、危ない…)。
都営大江戸線に乗る機会があったら、また行ってみるつもりです。
(浮谷さん、美味しい店を紹介してくださって、ありがとうございます♪)

その後、「出世豆」(ピーナツに黒糖をまぶした菓子)を2日で完食。
その夜、約30km走ってしまいました♪ └(*^▽^*)┐
豆の力は偉大なり!?

なんか、“麻布散策記”っぽくなってしまいましたね。
今宵は、ここまでにしとうございます…。

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帰宅途中で、忘れ物に気づき、2次会のレストランに逆戻り。
相変わらずのヌケ作君です…(^^ゞ☆

posted by 廉 at 19:14| Comment(1) | 野菜:クラブ活動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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